2017年7月29日土曜日

TIDAL を試しています




先日、Audiravana+を3.0にアップグレードした際に(こちら)、TIDALを3ヶ月無料お試しがおまけで付いて来たので、今試用中。ひと月ほど経過したのでQobuz(こちら)との比較をという観点でとりあえずの感想を述べますと以下の通りです:

Tidalのほうが良いところ:

  • 一概にいって、聴ける曲が多いような気がする (今のところ、QobuzになくてTidalではあったというケースが逆より多い)
  • プレイリストが充実。
  • 検索がちょっとだけやり易い。
  • MQAハイレゾ配信に追加料金なし(今のところ...)

Tidalのちょっと気になる点:

  • 音が途切れたり、かからなかったりする曲がある。
  • どれがMQAハイレゾの盤なのか良くわからない (ただし、僕が見方を知らないだけなのかもしれないし、Audirvanaが未対応に部分があるのかもしれない...)
Qobuzのほうが良いところ :
  • 音質:ちょっとだけ音が良いような気がする。
  • ハイレゾ配信で一部の音源は複数のサンプル・レートで配信されているので聴き比べが可能。オーディオマニアには嬉しいことです。
  • 音が途切れたり、かからなかったりする曲は今のところ無し。
といった感じです。ハイレゾ配信が進むのは良いのですが、いろんな音源を聴くために複数のサービスに加盟するということになるのはちょっといやですね~。



2017年7月26日水曜日

Buster Williams Quartet Concert


ウィーンは相変わらず暑い日が続いています。  と書いて公開設定をしていたら、急に天気が変わって涼しくて夏の終わりのような天気になってしまいました...。

7月22日土曜日は、うちの奥さんが友人と小旅行中ということもあり、ジャズが好きな画家の友人を誘ってBuster Williams Quartet を観てきました。会場はPorgy and Bess 。

カルテットのメンバーは以下の通り:

Buster Williams: bass
Steve Wilson: alto, soprano saxophone
George Colligan: piano
Kush Abadey: drums

唯一若手のKush Abadey以外はジャズ界のベテラン揃い。いい意味でストレートな演奏。ベーシストは寡黙というというイメージぴったりのBusterWilliams、しゃべり無しでもくもくと演奏を続け、結びにやっとメンバーと演目の紹介、観客への感謝の意を表しただけでした。 スタンダードとオリジナルがうまくミックスしたプログラム。とても良い意味でストレートなジャズ。真夏の夜に聴くにはぴったりの演奏だったと思います。

9時開演だったので終わったのは11時半ごろ。街の中心のグラーベン通りはまだ人々であふれかえっていたのにはビックリでした。

2017年7月21日金曜日

ウィーン ラーメン事情

KARMA RamenのTokyo Ramen(醤油味)

ニューヨークやパリでは特に珍しいことではないのですが、ウィーンではやっと最近になって、ラーメン屋さんが出来て根付くようになってきました。面白いのは、特に美味しいところは西洋人の調理・経営、客層も当地の人たちがほとんどであるということです。紹介する2軒は、コクと旨味たっぷりのスープに自家製麺、替え玉もある本格派。両店共とても美味しく、贔屓にしています。


1軒目は、2015 年オープンのKarma Ramen(カルマラーメン)。 3名のロシア人パートナーがオーナーとのこと。餃子の皮も自家製というこだわりよう。味も上々。場所はウィーンではもっとも大きく有名な市場、Naschmarkt (ナッシュマルクト)

アニメ風の絵が飾られてる内装 (Karma Ramen)

Mochi RamenのWan Tan Ramen (醤油味)

居酒屋風和風フュージョン・レストラン Mochiが今年2月に開いたラーメン屋さん。Mochiはオーストリア人とドイツ人のカップルが2012年に開業して以来ウィーンで大人気、もっとも予約の取りにくいお店の一つです。

女性スタッフ中心のキッチン
今まで廃れていてウィーンでは珍しく行くと危ないとまで言われていたVorgartenMarktというドナウ川にほど近い場所にある小さな市場の中にあります。この辺りは最近トレンディな若者、芸術家が住み始め大きく変わり始めている場所でもあります。オフィスに近いのですが、今までは地下鉄で素通りしていました。モチラーメンができてからちょくちょくお昼に行っています。

気候がよくなると外にダイニングエリアができるのがウィーンの飲食店の常です
ウィーンでこれだけ美味しいラーメンが食べられるようになって幸せです! 一杯の値段が12ユーロ前後で高め。普通のウィーン料理のレストランのアントレーは15ユーロ前後、リッツ・カールトンホテルのステーキ・ランチは14ユーロなので、我が家にとってはちょっと割高感があることがちょと残念ですが、贅沢は言えませんね。

2017年7月14日金曜日

ハウス・コンサート


ウィーンは先週初めから連日30℃前後こえる暑い日々が続いていましたが、昨日から25℃前後で、すごしやすくなりました。明け方には13℃迄下がり、窓を開けていたので寒くなり目が覚めてしまいました。

今年の夏は子供たちの日程がなかなか決まらず、ウィーンにいることにしたのですが、方々から来客があり忙しい日々を送っています。

もう一週間ほど前のことですが、七月七日(金曜日)に知りありの方のお宅でハウスコンサートに招かれて、妻と二人でお邪魔してきました。セセッション・カルテットという邦人留学生の方々が中心となっている弦楽四重奏団。モーツァルトの弦楽四重奏曲14番を演奏してくれました。生き生きとして、若々しい楽しさあふれる演奏でとてもよかったです。

演奏の後はワインと御馳走を頂きながらの会食。あっという間に夜が更けてしまいました。満月の月明かりに照らされた街を帰途につきました。

セセッション・カルテットのFBページ:https://www.facebook.com/secessionquartet/ 
来月あるコンクールに向けて練習中だそうです。





2017年7月5日水曜日

「第3の男」下水道ツアー



7月1日(土曜日)は、訪ねてきた親戚若夫婦を案内して、「第3の男」下水道ツアーに参加しました。ウィーンに来て7年目での初体験! 

1949に撮影された映画 「第三の男」(ウィキペディア)でオーソン・ウエルズが演じた悪役「ハリー」が逃げ込んで追跡シーンのロケ地となった下水道の場所を訪れるというのがこのツアー。ウィーン下水道局の主催です。


映画で、ハリーが逃げ込んだ入り口(上の写真)からツアーがスタートです



ウィーンの下水道の歴史は古く、18世紀初めにはヨーロッパで唯一、城壁内の市街地で下水道が完備されていた都市であったとのこと。本ツアーで回った部分は19世紀初頭に付け加えられた部分であるとの事でした。

今では2500kmに及ぶ下水網から毎日15トン以上の土砂やごみをかき出しているとの事。下水道の一部はあまりにも古いので、今でも手でメンテを行っているとのこと。歴史を保のも大変だなと再認識しました。

「第三の男」下水道ツアー:https://www.drittemanntour.at/en/the-tour/sewer